こんにちは🌞
3B-mama(すりーびーまま)です。
我が家の末っ子、9ヶ月の息子は、日中の可愛らしい姿からは想像もできないほどの、とんでもない「寝相の暴君」です。
夜になり、家族みんなで布団に入ると、彼はその小さな体で、まるで寝床の支配者とでも言うかのように、静かに、しかし確実に、私の寝るスペースを侵食し始めるのです。
その結果…毎朝目が覚めると、私は布団の端っこ、壁際に張り付くように縮こまって寝ています。
まるで、寝返りの大波から必死に逃れてきた漂流者のようです。
第一幕:平和な寝かしつけから始まる「寝床侵略」の序章
夜9時。長男(9歳)と次男(3歳)が寝た後、いよいよ末っ子(9ヶ月)の寝かしつけの時間です。
授乳を終え、トントンと背中を叩くと、ウトウトと目を閉じ、やがて規則正しい寝息を立て始めます。
この瞬間は、本当に平和そのもの。
私たちは、家族5人で川の字になって寝ています。
長男と次男は比較的寝相が良い方なので、問題はいつも真ん中に挟まれた私と、私の隣で寝ている末っ子です。
末っ子がすっかり眠りについたのを確認し、私は「よし、これで今夜は安泰!」と、自分の寝るスペースにゆったりと体を横たえます。
この時の安堵感といったらありません。
今日の疲れを癒やし、明日に備えて、快適な睡眠をとるぞ、と心に誓うのです。
しかし、この平和な時間は、彼が本格的に寝返りを打ち始めるまでの、ほんの短い「嵐の前の静けさ」に過ぎなかったのです。
第二幕:静かに、しかし確実に迫る「寝相の脅威」
夜中、ふと目が覚めることがあります。
その時、私の体に何かが触れているのを感じます。
最初は「可愛いな」と思うのですが、その「何か」は、時間とともにじわじわと、私のパーソナルスペースを侵食してくるのです。
最初は、彼の小さな手が私の腕にちょこんと乗っているだけ。
次に、足が私の太ももに当たり、そのままスライドしてきます。
そして、ゴロンと一回転。
あれ?私の体の向きと彼の体が逆さまに。
彼の寝返りは、まるで精密な地雷探知機のよう。
私が少しでもスペースを空けようと動くと、その空いたスペースを瞬時に察知し、見事に埋め尽くしてきます。
彼にとって、寝床は無限に広がる遊び場であり、私の体は最高の障害物レースのコースなのかもしれません。
私が彼に背を向けて寝ていると、いつの間にか背中に彼のお尻がぴったりとくっついていたり、時には後頭部がグイッと押し付けられていたりすることも。
その小さな頭が、私の頭の真横まで来て、耳元で「はふーっ」と寝息を立てていることもあります。
「もう少しで布団から落ちる!」
そんな危機感を覚え、私は眠い目をこすりながら、静かに、そーっと、自分の体を壁際へと移動させます。
一歩、また一歩。
まるでステルスミッションを遂行するかのように、音を立てないように、彼を起こさないように、息を潜めて移動します。
第三幕:朝の惨状、そして母の敗北宣言
そして朝。目覚めると、そこには見慣れた光景が広がっています。
私の寝ていたはずのスペースは、完全に末っ子の「寝相の暴君」に占拠されています。彼は、布団の真ん中で大の字になったり、まさかの逆向きで頭と足が入れ替わっていたり、時には足を私の顔の近くまで伸ばして寝ていたりします。
彼の寝相の自由度たるや、まさに無限大。顔面ダイブスタイル、くの字ねじれスタイル、半裸族スタイル(ブランケットは遠くへ蹴り飛ばされている)など、日々そのバリエーションを増やしているようです。
そして、私はというと、壁との境目に体を小さく丸めて、ひっそりと息を潜めて眠っていました。
まるで、嵐をやり過ごした後の小動物のようです。
長男と次男の場所は比較的安定しているのですが、なぜか私だけが、毎晩「寝相の暴君」の犠牲になっているのです。
私の寝床は、もはや布団の「隅っこ」。
枕は壁との間に挟まり、毛布も半分は彼に奪われています。毎朝、体が痛いのはこのせいでしょうか…。
寝床を奪われても、やっぱり愛おしい
正直、毎晩寝る場所を奪われ、朝から体がバキバキになっていると、「もう…!」と思うこともあります。
もっと広いベッドが欲しい、と真剣に考えることも。
でも、そう思いながらも、末っ子の無邪気な寝顔を見ていると、そんな怒りも不満も、どこかへ吹き飛んでしまいます。
彼が、こんなにも安心しきって、無防備な姿で眠っているのは、私が隣にいるからこそ。そう思うと、どんなに隅っこに追いやられても、その全てが愛おしく感じられるのです。
この「寝相の暴君」も、きっとあっという間に大きくなって、私の寝床を奪うこともなくなるのでしょう。
その時、この「隅っこで寝る日々」を、私はきっと懐かしく思い出すに違いありません。
今日もまた、寝る時間がやってきます。
私は覚悟を決め、末っ子の隣で布団に潜り込むのでした。
さあ、今夜はどんな体勢で隅っこに追いやられるかな?
あなたの家庭にも、こんな「寝相の暴君」はいますか?
ぜひ、そのエピソードを教えてくださいね♡