nupix3boys blog

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トイレでうんち拒否!次男(3歳)の「うんち問題」とおまる導入記

3兄弟の母 すりーびーままです。

 

我が家の真ん中、3歳の次男は、日中のトイレトレーニングは順調に進み、おしっこはほぼ完璧にトイレでできるようになりました。しかし、一つだけ、どうしても乗り越えられない大きな壁があったのです。
それは、「トイレでうんちをしない!」という問題。
何度促しても、どんなに誘っても、彼は頑としてトイレでのうんちを拒否し続けました。そして、ついに我が家は、この「うんち問題」を解決すべく、おまるを導入することにしたのです。


次男のトイレトレーニングは、比較的スムーズに進みました。2歳半を過ぎた頃から「おしっこ出る!」と教えてくれるようになり、補助便座を使って、あっという間におしっこはトイレでできるようになりました。
「この調子なら、うんちもすぐにできるようになるだろう」
私はそう楽観的に考えていました。しかし、その考えは甘かったのです。
彼にとって、トイレの「うんち」は、おしっことは全く別の、大きなハードルだったようです。
 「うんち出る?」と聞くと、頑なに首を横に振る。
 トイレに誘っても、「やだ!うんちしない!」と全力で拒否。
 そして、トイレから離れた途端、こっそりパンツの中でうんちをしてしまう。
このパターンが、毎日毎日繰り返されました。
「どうして?おしっこはできるのに、うんちはダメなの?」
私には、その理由が全く理解できませんでした。

何度か、無理やりトイレに座らせようとしたこともあります。しかし、彼は大泣きし、体を硬直させ、まるでトイレが恐ろしい化け物であるかのように怯えました。
「トイレは怖いところじゃないよ」「うんち、バイバイしようね」
優しく声をかけても、彼の恐怖心は拭えないようでした。
もしかしたら、彼はトイレの「音」が怖いのかもしれない。
大きな水が流れる音や、便器の中に吸い込まれていく感覚が、彼にとって未知で、不安なものなのかもしれない。
あるいは、座った時の「足がブラブラする不安定さ」が嫌なのかもしれない。
それとも、「うんちを出す瞬間の感覚」が、密室のトイレでは落ち着かないのかもしれない。
様々な可能性を考えましたが、3歳児の彼の気持ちを完全に理解することはできません。ただ一つ確かなのは、彼がトイレでうんちをすることに、何らかの強い抵抗を感じているということでした。
「このままでは、いつまで経ってもうんちだけはおむつ…」
そんな焦りと、彼が感じているであろうストレスを考えると、何か別の方法を試す必要がある、と強く感じるようになりました。

この「うんち問題」には、もしかしたらおまるが有効なのではないか?
そう思い立ち、早速次男を連れて新しいおまるを購入しに行きました。

やったー!と嬉しそうな表情の次男。

リビングの隅にそっと置いてみて、そして、座ってみる。

 

彼がうんちをしたがっている様子を見せた時、私はすかさず「おまる、座ってみる?」と誘ってみました。すると、驚くことに、彼は素直に「うん」と頷き、おまるに座ったのです!
そして、数分後。
「でたー!!!」
彼の大きな声がリビングに響き渡りました。
おまるの中には、見事にうんちが!
その瞬間、私とパパは思わずハイタッチ!長男も「おー!すごいじゃん!」と拍手。
次男は、誇らしげな顔で、私たちみんなの拍手喝采を浴びていました。

おまるを導入してからは、彼の「うんち問題」は劇的に改善しました。
「うんち出る」と教えてくれると、自分からおまるに座り、成功するたびに「でたー!」と報告してくれるようになりました。
おまるは、彼にとって「安心してうんちができる場所」になったようです。
足がしっかり床につき、安定感があること。
トイレのように密室ではなく、リビングの隅という開放的な場所であること。
そして、何より「自分専用」という特別感が、彼の心を動かしたのかもしれません。
しかし、これで完全に解決、というわけではありません。
次の課題は、おまるでできるようになったうんちを、どうやってトイレに移行させるか!です。
今はまだ、おまるとの蜜月期間。無理強いはせず、彼が自信を持ってうんちができるようになったことを喜びたいと思います。そして、いつか彼が「トイレでうんちしてみたい」と自分から思える日が来るまで、焦らず、彼のペースを見守っていこうと心に誓います。