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浴室と洗面所、別々にする?一体型にする?徹底比較で後悔をなくそう!

一般的な間取りでは、浴室と洗面脱衣所が一体になっていることが多いですが、最近は「浴室と洗面所は別々にしたい!」という希望も耳にするようになりました。

 

別々にするってどういうこと?

本当に便利なの?

浴室と洗面所を別々にするとは?

 

脱衣室と洗面室を分ける。

という間取りを目指すことが多いです。

 

例えば、

✔洗面所は廊下やリビングの近くに配慮し、朝の身支度や帰宅時の手洗いをそこで済ませる。

✔浴室の前に脱衣所を設けるが、そこには洗面台は置かず、洗濯機だけを置く、あるいは何も無い独立した空間にする。

 

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この分離型の間取りには、日々の暮らしを快適にする多くのメリットがあります。

 

入浴中でも洗面台が使える!朝の混雑解消

これが最大のメリットと言えるでしょう。家族の誰かがお風呂に入っていても、洗面台は独立しているので、気兼ねなく歯磨きや洗顔、メイクができます。
特に、家族が多いご家庭や、朝の支度時間が重なりやすい共働き家庭にとっては、洗面所の争奪戦がなくなるだけで、朝のストレスが劇的に軽減されます。来客時にも、家族が入浴中でも安心して洗面所を使ってもらえます。

 

湿気がこもりにくい!いつでも快適な洗面空間

 

お風呂の湯気や湿気が洗面所に直接流れ込むことがないため、洗面所が常にカラッと快適な状態を保ちやすくなります。
これは、洗濯物を洗面脱衣室に干す方にとって特に重要です。浴室からの湿気で部屋干しの乾きが悪くなる、という心配が減り、カビの発生も抑えやすくなります。

 

プライバシーの確保

 

家族が入浴中、脱衣所に誰かが入ってくる心配がないため、安心して着替えや入浴準備ができます。特に思春期のお子さんがいるご家庭や、将来的に親と同居を考えている場合など、家族それぞれのプライバシーを尊重できる点が大きなメリットです。

 

空間デザインの自由度が広がる

 

洗面所を独立させることで、リビングや廊下からの見え方を意識した、よりデザイン性の高い洗面空間を作りやすくなります。
例えば、おしゃれな洗面ボウルや照明、タイルなど、インテリアの一部としてこだわりの洗面台を設けることができます。脱衣室は機能重視、洗面室はデザイン重視と、メリハリをつけることも可能です。

 

清潔感の維持がしやすい

 

浴室と洗面所が別々だと、それぞれの場所の汚れが互いに影響しにくくなります。浴室からの水滴が洗面台に飛び散ることもなく、また洗面所が来客からも見える場所にあることで、常にきれいに保とうという意識も働きやすくなります。

 

浴室と洗面所を「別々にする」デメリットと対策

 

 

良いことばかりのように思えますが、もちろん考慮すべき点もあります。

 

 

広いスペースが必要になる場合がある

洗面所と脱衣所を別々に設けるということは、その分の壁や通路、そしてそれぞれの空間が必要になります。延床面積が限られている住宅では、他の部屋や収納スペースが削られる可能性があります。

 

対策

 それぞれの空間をコンパクトに設計する。
 洗面所をLDKや廊下の一部として取り込むなど、工夫次第で省スペース化は可能です。

 

 

 建築コストが上がる可能性がある
壁が増える、ドアがもう一つ必要になる、それぞれの空間に換気扇や照明が必要になる、といった理由で、一体型よりも建築コストが上がる可能性があります。

 

対策
シンプルな造りや、設備を厳選することでコストを抑える。 家全体の予算の中で、水回りにかける費用を明確にする。

 



家事動線が長くなる場合がある
洗面所と脱衣所が離れることで、例えば洗濯物を洗面所で手洗いしてから脱衣所の洗濯機に入れる、お風呂上がりに脱衣所で着替えて洗面所で顔を洗う、といった一連の動作の動線が長くなる場合があります。

 

対策
洗面所と脱衣所の配置を、他の水回り(キッチンなど)との繋がりも考慮して計画する。

「ファミリークローゼット」を脱衣室の近くに設けるなど、工夫次第で家事動線を短縮することは可能です。

 

 

■まとめ■
浴室と洗面所を別にするかどうかは、家族構成、ライフスタイル、そして予算やスペースなど、様々な要素を考慮して決めることが重要です。
もし、朝の混雑に悩んでいたり、プライバシーを重視したい、常に清潔で快適な水回りを求めている、という方は、ぜひ「浴室と洗面所を別にする」間取りを検討してみてください。
設計士さんやハウスメーカーの担当者さんと、あなたの家族の「理想の暮らし」を具体的に共有し、最適な水回りプランを見つけてくださいね。

 

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