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3兄弟育児のリアルとちょっと役立つ工夫と家作りの基本的な知識について共有しています。

床材選び!種類と特徴を知って理想を叶えよう

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家作りにおいて、床材選びは想像以上に重要です。

毎日足に触れる場所であり、お部屋の印象を大きく左右するだけでなく、暮らしやすさやお手入れのしやすさにも直結するからです。

 

 



1,フローリングの種類

大きく分けて「複合フローリング」無垢フローリング

2種類があります。

 

複合フローリング(合板フローリング)

 

  • 湿度や温度の変化による反りや伸縮が少なく床暖房にも対応しやすい製品が多いです。

  • 木目柄のシートだけでなく、石目調やコンクリート調などデザインの選択肢が非常に多いです。

 

無垢フローリング

  • 肌触り、温もり、天然木ならではの柔らかな足触りや、木の温もりを直接感じられます。
  • 冬は暖かく、夏はサラッとしているのが魅力です。
  • 木が呼吸することで、室内の湿度を自然に調整する効果があります。
  • 使い込むほどに色合いや風合いが変化し独特の味わいが増していきます。
  • 木の種類によっては、心地よい木の香りが楽しめます。
  • 表面に傷がついても削るなどして補修が可能です。

主な樹種

 

2. フローリング以外の床材

 

フローリング以外にも、それぞれの用途や場所に合わせた魅力的な床材があります。

 

クッションフロア(CF)


塩化ビニール素材でできたシート状の床材です。

クッション性があり、文字通り柔らかい踏み心地が特徴です。

・防汚性: 水や汚れに強く、お手入れが非常に簡単です。
・木目、石目、タイル調、北欧柄など、様々なデザインがあります。
・価格: 非常に安価で、DIYでも施工しやすいです。
・足への負担が少なく、衝撃吸収性があります。
・音を吸収しやすい性質があります。

★向いている場所

水回り(洗面所、トイレ)、脱衣所、子ども部屋、ペットを飼っているご家庭。

 
フロアタイル・Pタイル

塩化ビニール素材でできた、タイル状の床材です。

クッションフロアよりも硬く、よりリアルな質感があります。

・傷やへこみに強く、耐久性が高いです。
・ 防水性・防汚性: 水や汚れに強く、お手入れが簡単です。
・木目、石目、コンクリート調など、本物に近いリアルな質感とデザインが豊富です。
・傷んだ部分だけ貼り替えが可能です。

★向いている場所

水回り、玄関、土間、店舗、LDKの一部のアクセント

 

 タイル

・陶磁器や石などで作られた、非常に硬く耐久性の高い床材です。
・耐久性・耐水性: 非常に硬く、傷や水、汚れに強いです。
・モダンでスタイリッシュな空間を演出できます。
・水拭きが可能で、衛生的です。
・冬場は冷たい: 熱伝導率が高く、冬場は足元が非常に冷たくなります。
・落としたものが割れやすく、転倒時に危険です。
・価格: 施工費用を含め、高価になる傾向があります。
・目地の清掃: 目地に汚れがたまりやすく、清掃が必要です。

★向いている場所:
玄関、土間、洗面所、浴室(滑りにくい加工のもの)、テラス、LDKの一部。床暖房との併用でLDKに使用することも。
 

 



い草などで作られた、・日本の伝統的な床材です。

・調湿・断熱性: 自然素材のため、湿気を吸放出したり、夏涼しく冬暖かい効果があります。
・い草の香りが精神を落ち着かせ、独特の肌触りが心地よさをもたらします。
・吸音性: 音を吸収し、衝撃を和らげる効果があります。


★向いている場所:
和室、寝室、リビングの一角。

 


3. 我が家の床材選びのポイントと後悔しないためのヒント

 

我が家では、リビングは無垢材、水回りはクッションフロア、寝室はカーペットと、場所によって床材を変えました。
 
リビングは子供が走り回ることも考えて、傷に強くお手入れが簡単な複合フローリングを選びました。

色はパインで、部屋が広く見える効果も狙っています。
脱衣所は、水はねを気にせず掃除がしやすいように、クッションフロアに。デザインも豊富なので、好みの柄を見つけられて大満足です。
寝室だけは、足元からのひんやり感を避けたくて、全面カーペットを選びました。


ぜひ、今回ご紹介した情報を参考に、ご自身のライフスタイルに合った最適な床材を見つけて、理想の家づくりを進めてくださいね!