こんにちは☀️
9歳、3歳、10ヶ月の3兄弟を育てる我が家では、毎日何かしらのドラマが繰り広げられています。
その中でも、特に私を「なぜだ…」と脱力させるのが、3歳の次男による「食べる!」宣言からの「いらない」攻撃です。
先日も、まさにその出来事がありました。
その日の夕食は、次男が大好きなあんかけ焼きそばでした。
私がキッチンで仕上げの準備をしていると、リビングから香ばしい匂いに誘われたのか、次男が小走りでやってきました。
「ママ~!いいにおい!今日のごはん、なあに?」
目をキラキラさせながら聞く次男に、「焼きそばだよ!」と教えると、彼は満面の笑みでこう言いました。
「やったー!僕、ご飯もいっぱい食べる!」
この言葉を聞いた時、私は本当に安心しました。
最近、食べムラが激しかった次男が、自ら「いっぱい食べる」と宣言してくれたのですから。
きっと今日はパクパク食べてくれるに違いない!
そう信じて、私は彼の茶碗に、いつもより少し多めにご飯をよそってあげました。
食卓に着くと、長男も三男もそれぞれ自分のペースで食べ始めました。
三男は離乳食をぐちゃぐちゃにしながらも、楽しそうにしています。
長男はモリモリと自分の食事を進め、時折、次男に「早く食べなよ~」と声をかけていました。
問題の次男は、宣言通り、大きなフォークを握りしめ、意気揚々と口に運びました。
モグモグ…「おいしい!」と、本当に嬉しそうな顔をしています。
その横で私もホッと一息つき、自分の食事を始めたのですが…。
数分後、私がふと次男の様子を見ると、次男の手はピタッと止まっていました。
茶碗の中のご飯は、まだほとんど残っています。
焼きそばは半分ほど食べたものの、その熱意はどこへやら。
お茶碗の縁でスプーンをカチャカチャと鳴らしたり、隣の長男のお皿を覗き込んだりしています。
「あれ?ご飯は?さっき『いっぱい食べる』って言ってたじゃん」
私の問いかけに、次男は小さく首を傾げました。
「ん~…もういい。」
「え…?さっき『いっぱい食べる!』って言ってたよね?」
「もういらないの。お腹いっぱい。」
まだ、半分以上も残っているご飯を前に、あっさりと言い放つ次男。
まるで、さっきの「食べる宣言」など、どこかの夢の中での出来事だったかのように、ケロッとした顔をしています。
(いやいや、あの宣言はなんだったの!?)
「せっかく食べるって言ったのに、なんで残すの~!」と、怒りとも呆れともつかない声が出てしまいます。
しかし、次男はどこ吹く風。食卓から降りて、もう遊び始めていました。
この「食べる!宣言からのいらない攻撃」は、次男が3歳になってから頻繁に起こるようになりました。
その日の気分や体調、あるいは単なる気まぐれなのか、理由は定かではありません。
親としては、無駄にしたくないという気持ちと、せっかくの食事を楽しんでほしいという気持ちが混ざり合い、複雑な心境になります。
でも、これも成長の証なのでしょうか。
自分の意思をはっきり伝えるようになったものの、その意思がすぐに変化してしまう。まさに3歳児ならではの、予測不能な「あるある」なのかもしれません。
残ったご飯を片付けながら、私は今日もため息交じりに思うのです。
「一体、君の『食べる!』は、どこから来るの…?」
明日こそは、彼の「食べる!」宣言が、本当の「完食!」に繋がることを願って。
今日も、片付けを頑張る母なのでした。