nupix3boys blog

3兄弟育児のリアルとちょっと役立つ工夫と家作りの基本的な知識について共有しています。

9歳長男の複雑な心模様:「お兄ちゃん」の責任感と、隠れた葛藤

こんにちは🌞

3B-mama(すりーびーまま)です。

 

我が家には、9歳、3歳、そして9ヶ月という年の差3兄弟がいます。

長男は、いつの間にかすっかり「お兄ちゃん」らしくなりました。

小さい弟たちを気遣い、時には手助けもしてくれる。

その姿を見るたびに、親として誇らしく、成長を感じる日々です。

 

しかし、その裏側には、まだ9歳の子どもである彼なりの「お兄ちゃんとしての責任感」と、そこから生まれる「葛藤」があることを、最近ひしひしと感じています。

「お兄ちゃん」のプレッシャー?

長男は、「お兄ちゃんだからしっかりしなさい」「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」と言われることが多かったかもしれません。

私自身、無意識のうちに、末っ子が生まれたことで、彼に「お兄ちゃん」という役割を押し付けてしまっていたのかもしれない、と反省することもあります。

例えば、弟たちが喧嘩を始めた時。
「お兄ちゃんなんだから、仲良くしてあげて!」
つい口にしてしまうこの言葉は、彼にとって「弟たちの揉め事を解決しなければならない」というプレッシャーになっているのかもしれません。

 

ある日、次男(3歳)が遊んでいたブロックを、末っ子(9ヶ月)が掴んで口に入れようとしたことがありました。

それを次男が「ぼくが遊んでたやつ取らないで〜」と

末っ子から思いっきり取り上げました。

長男はすかさず「こら!末っ子にも貸してあげなさい!」と厳しく注意しました。

その姿は、確かに「お兄ちゃん」そのもの。

 

しかし、その顔にはどこか「僕が何とかしなきゃ」という、少し張り詰めた表情が見えました。
優しい「お兄ちゃん」と、隠せない本音
長男は、基本的には弟たちに優しいです。

特に末っ子に対しては、無条件に可愛いようで、顔を近づけて「いないいないばあ」をしたり、ハイハイで寄ってくる末っ子を「よしよし」と頭を撫でてあげたりする姿は、本当に微笑ましいものです。

私が手が離せない時には、末っ子が泣いていると、そっとおもちゃを差し出してあやしてくれたりもします。

ゲームで遊んでいる最中に弟たちがちょっかいをかけても、最初のうちは「やめろよー」と軽く注意する程度で済ませてくれます。

しかし、時には彼のキャパシティを超える瞬間が訪れます。
例えば、ゲームで負けてイライラしている時に、次男がしつこく話しかけてきたり、末っ子がキーボードを触ってしまったりすると…。

「もー!触らないで!あっち行ってよ!!!」

と、感情を爆発させてしまうことがあります。

そんな時、弟たちはびっくりして固まり、私も「怒鳴らなくても…」と口出ししてしまうのですが、長男の顔を見ると、その奥に隠れた「もう限界」「僕だって疲れてるんだ」というサインが見える気がします。

怒った後、少しだけしょんぼりしている彼の背中を見ると、「お兄ちゃんとして、ずっと頑張ろうとしているんだな」と、胸が締め付けられます。

 

母としてできること

長男が「お兄ちゃん」である前に、まだ9歳の子どもであること。

その事実を、親である私が一番理解してあげなければいけない、と強く感じています。

 

☑長男だけの時間を意図的に作って、彼の好きなことや話したいことにじっくり向き合うこと。
☑弟たちのことで注意する時は、「お兄ちゃんだから」という言葉を安易に使わないこと。
これらを意識するようになりました。

 

「お兄ちゃん」という役割は、彼にとって大きな成長の機会を与えてくれていると同時に、彼なりに背負っている重荷でもあるのだ、と。

 

 

彼が、無理なく、そして伸び伸びと「お兄ちゃん」としての自分を育んでいけるように、これからも彼の心に寄り添いながら、見守っていきたいと思います。

 

あなたのお子さん(長男さん・長女さん)は、どんな「お兄ちゃん・お姉ちゃん」の顔を見せてくれますか?

ぜひ、そのエピソードや乗り越え方を教えてくださいね♡

 

nupix3boyskun.hateblo.jp